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こんばんは、series500です。
何やかんやで今日から新たな100日を始めます。
でも、それを祝してなのか何なのか、外は雨です。
この時期、今年は雨が多い印象。

それにしても、何ですな・・・ニュースを見ていると、モヤモヤしますね。
世の中、どうなっているんでしょう。
いつの時代も同じ事の繰り返しなのかもしれませんが、最近はもうニュースを見るだけで疲れます。

特に、自民党から噴出する新党結成の流れには呆れるばかり。
野党としてのポジションを確立できず、否、未だに野党になった事すら認識していないような態度に、言葉が出ません。
確かに民主党政権が迷走しているのは事実で、それは政権を担う事の重さでもあり、たった半年そこらで明確な成果が出せない一方で、時の政府が常にマスコミ・国民の批判の対象となるのは世の常。
だから仕方ないとは言いませんけど、本当に日本を改革するというのなら、今のように色んなトコロから様々な意見が流れてくる状態は、ある意味で良いことです。
豊かなアイデアに溢れていると評価することも出来るかもしれません。
それが政府・政権与党として議論できていない点は問題ですけど。
加えて、今に始まった事ではないとはいえ、政治と金の問題もあって、余計に批判点を露出しているような印象もあるので、課題が多いのは間違いないです。
この政治と金というのは、実際上の問題というよりは国民に対するイメージの問題という側面が大きいので、国民の方にも政治を見る視点の鍛錬が必要かもしれません。
要するに、目先の問題だけで政治を理解したような気になってはいけないのと、問題の性質を正確に理解することが重要という事です。
お金の問題が重要じゃないとは言いませんが、検察の捜査を受けただけで極悪な犯人扱いの視点では、裁判員的にも大問題ですよ、ホントに。
反面、権力を失った自民党がやるべきことは何か。
少なくとも政界再編ではないでしょう。
その上、民主党の政策について批判する資格もありません。
現在、日本が抱える問題の多くは、自民党政権の失政です。
戦後、自民党がやってきた事はバブル崩壊までは良い評価が出来ようかと思います。
ただそれは、上昇気流だったから何をやっても批判するまでに至らなかったという点を含めてです。
個々人もそうですが、苦境に立たされた時に初めてその実力が発揮されるもの。
少なくとも自民党にはその実力が無かったという事でしょう。
国民の理解・支持を得るための方便が政治家の資質ではないし、時には国民の反対も押し切って・・・という事も必要だったとしても、政権末期の自民党にそのタイプのリーダー的資質は認められません。
また、与党議員は「族議員」という言葉に表されるように、既得権益を如何に支持団体に振り分けるかということに徹し、本来は車の両輪たる官僚に一方的にコントロールされるだけ。
そういう部分が顕著になった90年代以降について、どこに評価できる政策があったか。
小泉政権では、構造改革を唱え実行したものの、それは新自由主義を推し進めただけで、経済的な効果は兎も角、日本人というアイデンティティに阻まれて成功しなかったと考えられます。(もしも、世間一般に言われる「日本人」という特徴を良くも悪くもブチ壊し、全く新しい「日本人」を形成したなら、成功だったかもしれません。それが良いかどうかは別にして。)
更に、その後に続く3内閣は、時流を読み違え、国民を完全に無視し、政権与党という座を守る事しか考えなかったわけで、戦後最悪の内閣×3と言っても過言ではないでしょう。
そして、今日、野党として今の自民党があるわけですが、一体どこを向いているのか全く理解できません。
誰か理解できる人、居ますか?
だから自民党を役割を終えた→政界再編という理屈もありますけど、結局それを権力ある政治家が残る事に違いはないので、それは妥当かという問題があります。
現状、与党の批判は置いておいて、それ以外に建設的な政策を打ち出すわけでもなく、かと言って未だに国民を理解しているようには思えません。
野党時代の民主党の方が、まだ国民の代弁をしていたのでは?と感じるほどです。
まぁ、先程は民主党に与党経験が浅いからという事を書きましたが、自民党だって野党経験が浅いから大目に見ろと反論されるかもしれません。
でも、そういう状態になって、安易に政界再編なんて持ち出してきた態度を、経験の浅さからくる”若気の至り”とは見れないのが私の見解です。
新党を作ろうが、今の政党をクルクルポンしてシャッフルしても、結局は表の看板が変わるだけで、中身は殆ど同じ、せいぜい構成員の力関係が変わる程度です。
それを、その程度で野党として、これから国民の支持を得ようなんていうのが甘すぎるし、本当に国民を見ているとは誰も感じないはずです。
もし、新党やら何やらで現行体制が変わったとして、じゃあそれは前選挙で少なからず自民党を支持して人に対して誠意ある答えかという問題もあります。
参議院はこれから選挙があるから良しとしても、衆議院はそうとは言えない上に、最終的に声の大きい人が党の権力を握り続けるという体制は変わらない・・・つまり、愚かな政治家ほど更に力を持つことになり得ます。
そこが全ての問題の根源といっても良いです。
そういう意味で、昨今このニュース関連で出てくる人を見ていると、結局は権力を得ることしか考えていないように見えます。
何も政策上のビジョンが見えてこないし。
そんな事よりも、野党として為さなければならない事は何か、どういう人々の代弁者として国会議員の地位を得ているのかを考えるべきで、それは現政党でも本来は出来るはず。
それらを総括して、私としては、新党結成にはもう少し国民意思の表示の場としての選挙と辻褄が合う、国会議員として選出された時点での所属を安易に変更できないような制度が必要ではないかと考えます。
そうでなければ、もしも与野党を超えた政界再編になった場合、国民の意思は全く汲まれないことになるからです。

あぁ、徒然に書いていたら無意味に長くなってしまいました。
選挙におけるマニフェストの在り方についても書きたかったんですが・・・
時間もないし、また次にします。

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