第２０８４項「トラブリー墓参り」

こんばんは、series500です。
朝方の雷雨は本当に凄まじいものでした。
一番酷かったときを直には見ていないものの、後述するように出掛ける用事があった今朝は、目覚まし時計をいつもよりも早く設定していたのですが、それよりも早い段階で激しい雷の音によって目が覚めてしまいました。
こんなに朝の早くからゲリラ豪雨的に天気が崩れるのはいつ以来でしょう？

さて、今日はお盆期間中ということで、夏季休暇を取得して和田山方面に墓参りに行くことになっていました。
ここ最近でいうと、前日にレンタカーを借りて、朝早くに自宅を出発するというパターンも増えてきていたのですが、平日に１日だけポンと休みを取ったことや、片道が約３時間の距離で不慣れな運転者が１人だと何かあったときに対処できないということで、今回は安全かつ比較的疲れの少ない電車で移動することに。
（私個人的には、あまり機会がないので車を運転したい気持ちと、レンタカーの方が安いという事実と、偶には特急列車に乗りたいという気持ちと、明日以降を考えて可能な限り疲れたくない思惑とが交錯しており、結論的には別にどっちでも良かったというトコロです。）

で、まずはいつものようにタクシーで新大阪駅に向かうのですが、街は至る所で水溜りができており、アンダーパスに突っ込んだ車がエンストして身動きが取れなくなっていたり、漏電が多発したのか電力会社系の車がサイレンを鳴らして走り回っていたり・・・結構大変なコトになっていたことが伺えました。
この時点では基本的に他人事に思っていたのが正直なトコロで、この後に自分たちも雷雨の影響を全力で受けることになろうとは一切考えが及んでいません。

そんなことで新大阪駅に到着し、切符を買おうとしたのですが、駅の案内モニターには「吹田－京都間が土砂流入のため運転見合わせ」という不穏なニュース。
向かう方向が逆とはいえ、車両の送り込みを考えると我々が乗る特急「こうのとり」も危ないことは薄々感づいておりました。
しかしながら、発車時刻までは３０分以上あるし、普通列車の運行中止は案内されている一方で特急に関するアナウンスは一切なかったから、もしかして運行するのかなという一抹の期待もあって、とりあえずホームで待つことに。

でもまぁ、こんなときは悪い予感の方が当たるもので、列車発車時刻になっても列車は到着せず、しばらくして午前中の運休がアナウンスされて絶望状態。（いくら混乱していたとしても、列車到着時間を過ぎてからアナウンスするとは許し難いのですが・・・こういう場合、普通列車なんて来た列車に乗るからアナウンスなんていらないんですよ、むしろ列車が限られている方に情報提供を優先するべきだと思います。）
もう帰ろうかという意見も出るなか、策士は諦めません。
福知山経由がダメなら、姫路経由です。
この時点で姫路経由の特急「はまかぜ」がアウトなことも分かっていたので、姫路まで新幹線です。
混乱するみどりの窓口に４５分も並んでやりましたよ。
こういうときの諦めの悪さは私の長所だと思いますね。（笑）

ということで、東海道新幹線も大雨でダイヤが乱れるなか、山陽新幹線で姫路へ。
こんなタイミングで新幹線に乗ることになるとは完全に予想外でしたが、在来線を乗り継いでいては姫路にいつ着くのか分かりませんでしたし、仕方がありません。
通常ダイヤだと新快速で姫路まで１時間、通過待ちがある「こだま」だと４５分程度・・・今日のような事情がないと選ばない選択肢です。

（１）こだま７３７号。（所謂「こだまレールスター」）

１０時２５分頃に姫路に到着。
もしも特急「こうのとり」が運行していたら、既に和田山には着いている状態だと思われます。
今回は帰る時間が決まっていたので相当焦っていたんですけど、姫路で運転打ち切りになった特急「はまかぜ２号」（浜坂発・大阪行）が姫路発・浜坂行の１号（大阪～姫路間は打ち切り）として運行されるということで、それに乗ることに。
この１号も姫路発になったうえに、山陽本線との接続待ちで２５分遅れの出発となっていましたが、それでも普通列車でトコトコ進むことを考えると、色んな意味で助かりました。

（２）特急「はまかぜ１号」。ちなみに、帰りの４号にも充当。

１２時１５分頃、やっと和田山に到着。
こちらは大阪と違って大雨は降らなかったようです。
・・・が、流石は雨男。
私が着いた瞬間に雨が降り始めました。
最近、雨男を確認することが少なかったので忘れかけていましたけど、そういえばそうでした。。。

そして、現地での活動時間は２時間弱というなかで、効率よく墓参りと簡単な掃除を済ませて慌しく撤退。
目的は墓参りだったから・・・それを果せたという意味では充分でした。
けど、、、朝から無駄に疲れることばかりで言葉も出ない状態だったことも事実です。

帰路は特急「はまかぜ４号」で。
いつもは特急「こうのとり」で帰ることが多いのですが、今回は偶々「はまかぜ４号」の指定席を取っていたので助かりました。
この夕方の時間帯でも特急「こうのとり」は運休・部分運休していましたから。。。（「はまかぜ」も全区間運転されたのは４号・５号の２本くらいだった模様。）
この辺は運が良かったと言わざるを得ません。
これで播但線トコトコ・山陽本線トコトコになったら暴れてました、多分。
本当に助かりました。

というトラブリーな墓参りも無事に終了。
精神的にも肉体的にも無駄にクタクタになりましたが、目的をこなしただけでも良しとしましょう。
来月の彼岸に墓参りに行くなら恐らく車です、はい。

・・・あっ、明日の研修の課題。。。