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こんばんは、series500です。
夜中に降っていた雨は、朝方には見事に止み、生活に影響ありませんでした。(昼間、局地的に少雨があったようですが、私は気付かず。)
気温的には確かに少し肌寒い感じもしましたけど、なんとかコートを着ずに過ごせました。
ん~、コート着ても良かったとは思いましたが。。。
変わり者といえば変わり者。
そして、今日は、月がとても綺麗です。

さて、今日は、大学院生活最後の試練、修士論文の口頭試問でした。
大学院生活最後というか・・・学生生活でもこれが最後ですね、試験は。
なんとなく感慨深いものがあります。

朝、ノートパソコンを持って大学院へ。
口頭試問の初めに論文の説明をするのが通例なのですが、その原稿を作っていなかったので・・・
いや、そもそも作るつもりはなくて、論文要旨で対応すれば充分だろうと思っていました。
けど、論文を読み返す中で、論文要旨だけでは伝わらないかもしれないという感じもしたので、朝から準備を始めて、もしも間に合ったらそれを使おうと、、、その程度の考えでした。
他の院生も作ったり作らなかったりで、皆が統一した対応をしていたワケではないので、自分自身もどうするか困っていたところでもあります。
ただ、実際に何十分か準備に費やしたものの、口頭説明の時間は殆どないという情報もあったので、キッパリ止めました。
自分の論文が文章量的に少ないということもありましたし、なんとかなるだろうと。

私の口頭試問は午後の1時からだったのですが、研究科の仲間の大半は午前中に終わってしまい、残された私は余計に緊張感が湧き出てきました。
口頭試問前と後では、笑顔の質が違います、自分も含めて。
しかしまぁ、時間は無常に過ぎていくもので、ボーっとしたり、いまさら参考文献を読み漁っていたら、アッという間に指定の時間に・・・
そうそう、試験室に入る前、学生の控室で待機していると、文学研究科と法学研究科が同室で、何故か世間話が始まりました。
論文片手にという感じではありましたけど、みんな緊張を解そうとしてたんですかね?

で、本番。
主査の教授の開口一番に衝撃が走ります。
「本来ならば、論文の説明をして頂くところですが、時間がないので、省略します。」
・・・!!!です。
もうね、ビックリして焦りました。
確かに口頭説明の準備を止めたので、それは正解だったんでしょうけど、それは同時に質問漬けを意味するワケで、一気に血の気が引きました。

が、そんなことはお構いなしで口頭試問は進みます。
先ずは、主査の教授(論文指導の先生)から論文の論点に関する質問をいくつか。
指導を受けている時からの流れで、大体の目星はついていたとはいえ、説得性をもって上手く説明できたかは微妙なところだったように思います。
同じようなことは指導を受ける中でも議論していたにも関わらず、いまいち説明しきれていなかった部分もありますから、今回も同じような感じに終わったともいえます。
自分の考えで明確な答えがないという部分もありました。
そこを突かれると、情けないことではありますが、この問題はそこまで深く考えるものなのかなぁ~、とも感じてしまいます。
その辺が私の素人具合なんですけど。

続けて、副査の教授2名からそれぞれ質問。
私の論文は、基本的には行政法(環境法)で、全体の流れとしては政策学的な展開をしているのですが、副査の教授は2名とも憲法が専門なので、その分野からの出題が中心でした。
まぁ、私も憲法は嗜む程度に関わっていましたし、今回の論文でも問題になる部分ではあったので、論文には書かずとも並行して学んでいた範囲ではありました。
もちろん、口頭で上手く説明できたかと言われると、「・・・」という感じですが。。。
ところどころ、関係ないことに話が飛んでしまったりしたことは、反省すべき点でした。
自分の中では明確とはいわずとも、それなりの答えがあったのに、それを論理立てて口述できなかったことは、少し後悔しているところです。
やはり、口頭試問では、ジックリ考えて答えるなんてことはできませんから、フックをかまされるとキツいです。
もっとも、結局は、自分の勉強不足に帰結することになります。

以上で終了。
時間は、標準的な30分でした。
振り返ってみると、短い時間だったと感じています。
きっと、試験が終わったことに対する解放感がそう感じさせたのでしょう。
自然と笑顔にもなりましたし。

その後、暫くの間は研究室でノンビリして、夕方に帰宅。
もう研究科のみんなと顔を合わせることも殆どないんだと思うと、かなり寂しいです。
私も含めて、ちょくちょく研究室の机やロッカーの片づけなんかに行くでしょうが、恐らく全員が揃うことは卒業式までないでしょう。
あ~、解放感と閑寂感。

修士論文、本当に大したものは書けませんでしたし、この数カ月間、論文に手を取られ、足を取られ、頭を取られ・・・そんなマイナスなことばかりだったことは事実です。
考察なんてレベルではなく、参考文献も充分に活かしきれたとはいえないかもしれません。
本来なら、文章量的にももっと書くことはありました。
同時に、指導教授には多大なご迷惑を掛けたと思います。
とはいえ、こうやって論文として形になり、口頭試問まで経験できたことは、ひいては自分の学生生活の総仕上げとして、あるいは学生生活に終止符を打つ上でも良かったのかなと感じています。
良い経験をさせてもらいました。

・・・花粉の気配がします。

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