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こんばんは、series500です。
昨晩から久し振りに本格的な旅に出ています。
2006年の夏を最後に、金銭的・スケジュール的な理由により、何泊もするような一人旅は全く出来ていなかったのですが、大学卒業を前にした時期が何の気負いなく出発できる最後のチャンスだと思って、結構前からお金貯めたり、予定を組んだりしていました。
今回は、金沢・富山から長野・山梨に下り、最終的に東京を目指すというルートを取ります。
実はこの計画、2006年の夏から計画していたもので、それ以降も事あるごとに構想を練ってきた旅です。
当初は、東京に行き着く計画ではありませんでしたが、日数的に頑張れば立ち寄れるということで、少々無理して組み込みました。
この背景には、今期のダイヤ改正で臨時化される夜行快速「ムーンライトながら」のチケットが偶然にも手に入ったことに起因します。
これを始め、今回の旅は、本当に運が良かったと思うことになります。

さて、2月28日の夜、大阪駅。
今回の旅は、夜から始まります。
急行の夜行列車「きたぐに」で、第一の目的地である金沢を目指すためです。
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(1)急行「きたぐに」を案内する表示板
(2)[参考]583系10両編成で運転される
(3)583系の自由席・・・結構窮屈。。。

列車は、23時27分の定刻通りに大阪駅を出発、新大阪・京都で乗客を拾いながら北陸を目指します。
この列車の終着地は新潟で、到着時刻は8時30分頃ですが、私に至っては金沢で降りるので、決して寝過ごすことがあってはなりません。
なので、列車の中では1時間と少ししか寝れませんでした。
まぁ・・・寝過ごすよりは何百倍も良いですけどね。

私の目的地、金沢には3時10分に到着。
こんな時間、まだまだ深夜です。
駅も最小限の機能しか動いていません、もちろん街は眠っています。
なので、事前に調べておいた24時間営業のマクドナルドで時間を潰すため、真っ暗な金沢の街を片道30分程度かけて歩き、5時過ぎまで粘らせてもらいました。
そして、再び金沢駅へ戻ります。
ここで駅に再び入り、東京からの列車、急行「能登」や特急「北陸」を撮影して、駅の外。
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(4)午前3時、金沢駅で休む485系
(5)主要駅に相応しい佇まいの金沢駅
(6)金沢駅入り口

で、バスで金沢の名所、兼六園へ。
2年半前に金沢に来た時は、時間が無くて寄れなかったので、今回は絶対に行こうと思っていました。
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(7)兼六園・・・流石に綺麗な庭園です。
(8)唐崎の松・・・昨年末に唐崎で見た松を、ここでも見る事になるとは・・・
(9)「金沢」の地名の元となったと言われる「金城霊沢」

ここで一番驚いたのは、兼六園が美しい庭園であることはもちろんなんですが、昨年末にさすらい旅人さんと唐崎で「ふるさと雷鳥」を撮影したついでに寄った唐崎神社で見た松をルーツにもつ、唐崎の松を見れた事でしょうか。
偶然ですけど、唐崎神社の一件は、結果的にこの日の為の布石になっていたようです。

一通り兼六園を散策した後、北陸鉄道石川線の野町駅まで歩いて、西金沢まで行き、金沢に一旦戻った上で北陸本線で更に東へ・・・午後からは、富山での旅となります。
まぁ、現地に行くまでは、富山市内と言えばライトレールしか思い浮かばなかったまのですが、観光案内で色々と情報を仕入れて、行くところを決定していきます。
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(10)富山市庁舎・・・ここのタワーから富山の街を一望できます。
(11)タワーから見た雄大な山々
(12)富山城のレプリカ・・・この辺りは公園整備中で、近く更なる復元が行なわれるようです。

富山市庁舎では、なんと地上70mの展望台へ無料で行けるという素晴らしいサービスだったので、これは行くしかありません。
そりゃもう低い生駒とか狭い大阪湾しか見えない大阪の展望台とは違いますよ。
富山湾とか立山連峰とか、雄大な風景を拝めるのです。
これがタダで見れるなんて、何とも有難いトコロですね~

で、展望台から降りて、すぐ近くにある富山城址へ。
ま、址と言うだけあって、現在は郷土博物館になっている城も完璧な模造品ですし、更に現在は城址公園も全面的な工事中で、殆ど何なのか分かりませんでしたけどね。。。
でも、とりあえず昔の姿に近づけるような工事になるみたいなんで、それはそれで良いことかもしれません。
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(13)富山地鉄の路面電車
(14)道路並走区間を往くポートラム<黄>
(15)旧富山港線区間を走るポートラム<赤>

因みに、富山駅周辺には、駅の南側から出発する富山地鉄の路面電車と、JR富山港線を引き継いだ富山ライトレール[ポートラム]の2つがあり、それぞれの個性を生かして走っています。
特にポートラムは成功した路面電車だと言われますが、それを受け入れる地盤が富山地鉄の路面電車にあったのかもしれません。
今回、残念ながら富山地鉄の方には乗りませんでしたが、ポートラムには乗ってみました。
感想は・・・静かだし、本数も確保されているので、そりゃ1時間に1本あるかどうかの時代よりは大きな変化だったんでしょうね。
乗客も多かったですし、今後ますます良い方向になってくれるんじゃないかと思います。

それで、ただポートラムに乗って帰ってくるだけじゃ何も芸がないので、パンフレットで紹介されていた北前船回船問屋森家というトコロに行って参りました。
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(16)北前船回船問屋森家
(17)裏口へ続く通り庭

ここは、要するに北前船に荷を積んだり、降ろしたりしていた回船問屋です。
特徴として、建物の玄関側から裏口側まで1本の通路で繋がっていることが挙げられます。
この建物自体は、明治11年に再建されたものですが、当時の雰囲気を良く残していて、重要文化財にも指定されています。
しかも、この当たりは電線も地中化され、道も特殊な舗装をされているので、古い中にも進んだ町並みでした。

そして、富山駅に再び戻って、北陸本線で更に東へ。
今日の最終目的地である糸魚川で1泊します。
が、糸魚川に着いた時には既に陽が落ちていたし、次の日の出発も早かったので、糸魚川を散策することは叶いませんでした。。。
ま、あまり散策出来そうなトコロも少なかったみたいですが・・・

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このブログは、2006年12月1日(金)に開設され、2013年3月18日(月)までの2300日に連日更新されました。現在は、管理人の気力・体力・ヤル気・ネタが揃った場合にのみ、ごくごく稀に更新されます。
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