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こんばんは、series500です。
異動後、約1ヶ月半が過ぎ、目まぐるしく忙しかった時期も少しだけ、ほんの少しだけ緩みつつありますが、これから覚えていかなければならない仕事は膨大にありますし、これまでよりも忙しい時期が先には何度もやってくるということで、憂鬱なことに変わりはありません。
きっと、慣れることなどなく、ずっと不安を抱えたまま仕事をすることになるのでしょう。
どんな仕事にも難しさがあるとはいえ、世の中の厳しさに比べたら、まだまだ自分などは甘い部類に入るのかもしれません。
図らずも仕事の忙しさに文字どおり”忙殺”されてしまうことが当たり前の世の中、皆どこかで疑問と不満を感じながら、それでも生きていくために働き続けるものなんでしょうかねぇ~
生きるために働くのか、働くために生きるのか・・・世の中が綺麗事さえ綺麗事として通用しなくなってきたような気がして、なんだか分からなくなってきました。

しかし、たとえ公私問わず厳しい状況でも、思い描くような理想の人生を送れなくても、私は生きなければなりません。
そのことを身をもって教えてくれた親友がいたからです。
・・・そんな親友の死から今日で5年が過ぎました。
今もどこかで彼が亡くなったことを信じられない自分がいるし、どういう整理をつけたら良いのか分からないこともあるし、日常の忙しさのなかで彼のことから遠ざかってしまうことに怖さを覚えることもある、、、結局、5年という歳月が流れ、何かに辿り着くこともなく、ただただ時間の経過に任せてしまったのかもしれません。
答えなんてないことを分かっていたのに、答えを探すふりをして自分を納得させていたのかもしれません。

昨日も大学時代のゼミの先生と話をしていて、きっと彼が生きていたら、我々の繋がりは今ももっと深かったんだろうなと思いましたし、彼を失っていながら、私を含めて誰も彼の変わりになろうとした人がいなかったことを悔しく感じたところです。
5年前、途方もない悲しみに暮れ、ずっと彼のことを忘れまいと今日まで生きてきましたが、いま振り返って、一体自分は何をしてきたのだろうか、何をすべきだったのだろうか、、、そんな思いに駆られています。
彼の死は時間が解決することではありません。
だけど、5年という歳月が過ぎ、彼の死が日常のなかで少しずつであっても確実に薄れつつあるのは、残念ながら事実じゃないかと思います。
毎日いろんな積み重ねがあって、客観的に考えれば相対的に薄まっていくのも理屈としては分かりますが、分かってはいけないという心情もあります。

人は前を向いて歩いていかなければなりません。
でも、時には後ろを振り返り、そして再び前を向いて歩くのです。
私にとって、5月26日とはそういう日です。

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このブログは、2006年12月1日(金)に開設され、2013年3月18日(月)までの2300日に連日更新されました。現在は、管理人の気力・体力・ヤル気・ネタが揃った場合にのみ、ごくごく稀に更新されます。
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